大阪なんばから京都太秦に移転したdddギャラリーの開館記念展。なんば時代よりも広くなった空間に、DNPグラフィックデザイン・アーカイブ収蔵作品の中から「日本の伝統美」という視点で選ばれた133点のポスターと、展示作品を素材にした中村勇吾氏のインタラクティブ作品を展示した。戦後のグラフィックデザイン黎明期から現在までを6つの世代に分け、それぞれの世代を代表するグラフィックデザイナーの、日本の視覚文化の伝統を強く感じさせる傑作の数々が会場を埋めた。西洋のデザインや文化の影響を受けながらも、日本独特の伝統美の血脈を様々なかたちで受け継いできた、現代日本のポスター作家たちの歩みや、作家それぞれの個性の中に垣間見られる「NIPPON」を楽しむことができる内容となった。
ID
ddd_200
展覧会名
DNPグラフィックデザイン・アーカイブ収蔵品展Ⅵ THE NIPPON POSTERS
開催期間
2014年10月09日–2014年12月20日
展覧会タイプ
ddd企画展
会場
ddd太秦 (京都)
ポスターデザイン
展示構成
2015年12月にggg特別展として千代田区立日比谷図書文化館に巡回