1997年夏の香港返還を前に、香港の隣の都市である中国・深圳で「第3回平面設計在中国展(グラフィックデザイン・イン・チャイナ'96)」という、コンペティションと展覧会が開催された。参加国は漢字、中文を日常語としている中国、香港、マカオ、台湾で、応募総数は1,800点を数えた。ポスター、CI、パッケージ、小型グラフィック、新聞・雑誌広告、書籍、エディトリアル…。なかでもポスターが圧倒的で、中国のパワーが一堂に集結したかのようであった。この「グラフィックデザイン・イン・チャイナ展」は、その受賞作と優秀作、さらに中国・香港のグラフィックデザイナー4人(アラン・チャン、フリーマン・ルー、カン・タイクン、ワン・シュ)の作品紹介の2要素で構成。その熱気は、21世紀のアジアの姿を示唆しているかのようであった。オープニングには、中国・香港から20名近いデザイナーが来日。
ID
ddd_058
展覧会名
グラフィックデザイン・イン・チャイナ展
開催期間
1997年03月24日–1997年04月18日
展覧会タイプ
ddd企画展
会場
ddd堂島 (大阪)
ポスターデザイン
フリーマン・ルーと記載。ラウ?
会場写真
展示記録・撮影: 奥脇 孝一