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京都造形芸術大学プロジェクトセンター × 京都dddギャラリー連携企画展 experimental studies | post past

  • 2016年度、京都造形芸術大学は公益財団法人DNP文化振興財団の協力のもと、従来の印刷による技術や表現とは異なる発見を求め、創造するたの連携プロジェクトを実施。これに参加した学生たちは、印刷や刻字にまつわる現在と過去を行き来し、そこからグラフィクデザインの未来を見つめることで、新たな発見のきっかけを探り続けてきた。未来について考えるためには、まだ見ぬ先端(post)よりも、過ぎ去ったもの(past)について考えることの方に幾分可能性がある。それは過去から未来へとバトンを渡す、創造のチャレンジ。過去と未来を同時にみつめる学生たちの眼差しとしての展覧会となった。

  • ID

    ddd_u_2

  • 展覧会名

    京都造形芸術大学プロジェクトセンター × 京都dddギャラリー連携企画展 experimental studies | post past

  • 開催期間

    2016年12月14日–2016年12月24日

  • 展覧会タイプ

    ddd企画展

  • 会場

    ddd太秦 (京都)

  • 作家・団体

    N/A

  • ポスターデザイン

  • 2016年12月14日
    スペシャルトーク
    京都dddギャラリー

    プロジェクト授業を指導した見増・八木両氏がナビゲーターとなり、「過ぎ去ったものについて考えることが未来について考える事に役立つ」というプロジェクト型授業の趣旨に基づき、13名の受講生が何を感じ、考えて作品を制作したかを明らかにしていくイベントとなった。会場には、学生達が参照した印刷活字を始めとした既に過去のものとなったメディアが2つのテーブルに陳列され、それらを囲む様に展示された、身近な素材などを用いながらも独創性の高い作品群について、適宜、担当学生が解説を行った。ゲストの藤本由紀夫氏による、個別の作品に対する自らのこれまでの経験を織り交ぜた味わい深いコメントがさらに展覧会自体の奥行を増す形となった。

会場写真

展示記録・撮影: 吉田 亮人

関連項目