その誕生以来、世界で最も知られた欧文書体として根強い人気を保ち続けているヘルベチカ。幅広い用途に使える造形と調和性で、身近な街角の書体から多くのグローバル企業の制定書体まで、世界市場を席巻し驚くべき広範囲にわたり使用されている書体である。会場では日本人デザイナーを含む数多くの国のグラフィックデザイナーによってデザインされたポスターや数々のグッズなど、ヘルベチカを使用した様々な時代の作品を紹介。また、ヘルベチカの生みの親、エドワード・ホフマンとマックス・ミーディンガーによるヘルベチカの制作過程が事細かに記録された、大変に重要な資料であるホフマンの日誌を、再現して展示。さらに、現在ヘルベチカの権利を持つライノタイプ社、日本で数少ない欧文活版組版の第一人者である嘉瑞工房の協力を得て、今では目にする機会の少ない数々の貴重な資料も展示。誕生から50年を過ぎてますます人々の関心を惹きつけるヘルベチカの魅力と実績を紹介。
ID
ddd_166
展覧会名
Helvetica forever: Story of a Typeface ヘルベチカ展
開催期間
2009年01月15日–2009年02月27日
展覧会タイプ
dddとgggの同時開催展
会場
ddd難波 (大阪)
作家・団体
N/A
ポスターデザイン
2009年01月28日
ギャラリートーク
なんばSSビル
会場写真
展示記録・撮影: 奥脇 孝一