文化面や経済面など困難な状況下にあるスイスのグラフィックデザイン界にあって、彼は自己をグラフィック創造者と位置づけ、数少ない文化ポスターによって自己のアイデンティティを確認し続けている氏のポスター30点に加え、その他小型グラフィックも展示。自身考案のエアーキャップを背景に使用した構成など、随所にこだわりを感じさせる展覧会となった。
ID
ddd_063
展覧会名
ラルフ・シュライフォーゲル展:変化する構造
開催期間
1997年09月11日–1997年10月09日
展覧会タイプ
ddd企画展
会場
ddd堂島 (大阪)
作家・団体
ポスターデザイン
ギャラリートーク「ラルフ・シュライフォーゲル / 変化する構造」
- 出演者: ラルフ シュライフォーゲル
穏やかな口調ながら妥協を許さない強い制作姿勢と質問に答えた「コンピュータは使っていない」という言葉が印象的であった。
会場写真
展示記録・撮影: 奥脇 孝一