会社・団体名
ホワイ・ノット・アソシエイツ ほわい・のっと・あそしえいつ Why Not Associates
創立
1987年
エリア
イギリス/ロンドン
プロフィール
1987年グラフィック担当のアンドレュー・アルトマン、デヴィッド・エリスと映像担当のハワード・グリーンハルフの3人が英国王立美術大学卒業と同時に設立。在学中から既に高い評価を得ていて名前が売れていたが、それが実社会でどこかで通よするかを確かめようとしたものだ。予想される中傷などにも考慮して、「ホワイ・ノット」という冗談半分の名前にアソシエイツを付け加えてネーミングした。1990年にホワイ・ノット・フィルムズを引き続きホワイ・ノット・パブリッシングを設立。現在、王立美術大学のデザインの講義も担当している。
出典: 『ginza graphic gallery 1993』
ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)同級生であるアンディ・アルトマン、デイヴィッド・エリス、ハワード・グリーンホルグは、1987年RCA卒業とともに、領域横断デザイングループ、ホワイ・ノット・アソシエイツを(3枚の製図版だけを持って)設立。以来25年にわたり、伝統的なグラフィックデザインの枠を飛び越える革新的作品で知られる。様々なメディアをつかった実験精神を、CI、モーショングラフィックス、TVコマーシャル、エディトリアル、出版、環境デザインなどに展開させることで、既成概念を破ってきた。主なクライアントに、英国王立芸術院、マルコム・マクラーレン、ポンピドゥー・センター、ロイヤル・メール、ナイキ、ポール・スミス、ヴァージン・レコード、アントニー・ゴームリー、BBC、チャンネル4、テート・モダンほか。 1991年、エドワード・ブース‐クリボーン、リック・ポイナーとともに『タイポグラフィ・ナウ』を編集、デザイン。同書は当時のタイポグラフィの動向を検証する書籍としてベストセラーとなり、最も重要かつ参照される本となった。 1998年、10年間の活動をまとめた作品集がブース・クリボーン社より出版される。2004年には続く5年間の活動をまとめた作品集第2弾がテムズ・アンド・ハドソンより刊行。1993年にディレクター業に専念するためグリーンホルグが去って以来、スタジオはアルトマンとエリスにより運営されているが、つくることと実験への愛が変わることはない。依然、グラフィックデザインの領域を打破すべく取り組んでおり、近年のプロジェクトであるアーティスト ゴードン・ヤングとのコラボレーションは、Why Notをパブリック・アートの世界へと導いた。
出典: ggg HP 展覧会アーカイブ「Why Not Associates - We Never Had a Plan So Nothing Could Go Wrong 予定は失敗のもと。未定は成功のもと。」(2013年)
ddd との関わり
2010年 (設立から23年のころ)
第174回 『TDC展 2010』にポスターデザイナーとして参加
2007年 (設立から20年のころ)
第153回 『EXHIBITIONS : Graphic Messages from ggg & ddd 1986-2006』に出展作家として参加
2000年 (設立から13年のころ)
第86回 『Graphic Message for Ecology展』に出展作家として参加
1997年 (設立から10年のころ)
第65回 『GLOBAL展:世界33人のデザイナーによるデュオポスター』に出展作家として参加
1993年 (設立から6年のころ)
第12回 『ホワイ・ノット・アソシエイツ展』に出展作家、ポスターデザイナー、ギャラリートーク「Lettermen―文字の錬金術師達」の出演者として参加