多面的にデフォルメされた構造体である箱。それは立体と平面の中間のような存在として捉えることができ、またその用途には様々な可能性が潜んでいて、用途に応じて関わる人や置かれている空間との関係性が変化する。グラフィックデザイン事務所であると同時に設計、プロダクトにもたずさわり、家具の生産もするgrafにとって、箱を様々な切り口で捉えることで、空間性や立体性、たたずまい、人との関係性といった要素を意識するような、グラフィック表現の新たな可能性を探る機会となった。
ID
ddd_172
展覧会名
感じる箱展―grafの考えるグラフィックデザインの実験と検証
開催期間
2010年01月19日–2010年03月13日
展覧会タイプ
ddd企画展
会場
ddd難波 (大阪)
作家・団体
ポスターデザイン