dddギャラリーの実験展も4回目。今年はインキと濃色紙との組み合わせに挑戦した。ファインペーパーには印刷適性のある紙や風合いのある紙、また紙質とは違う素材感を持つ特殊なものなど、その色も白から濃色までと種類も様々である。一般的には色の再現性という点では白い紙が使用され、濃色紙はそれ自身が持つ美しい色や、素材感を生かしてパッケージや本の装丁などに使われる。今回は「小倉百人一首」をデザインテーマに、オフセットプロセスインキを使用して、白い紙の上とは一味違うイメージを表現し、濃色紙の魅力再発見を提案した。
ID
ddd_042
展覧会名
デザイン・プリント・ペーパー展 Ⅳ
開催期間
1995年09月22日–1995年10月20日
展覧会タイプ
ddd企画展
会場
ddd堂島 (大阪)
作家・団体
N/A
ポスターデザイン
N/A
会場写真
展示記録・撮影: 奥脇 孝一